時計の針の音が響く。

カチ、カチ、カチ


あれ、私、、、


目が覚めるともう電気は消えていて

タオルケットが一枚私にかけられていた。


そうか、晴日先輩のおうちだ。

今何時だろう、終電行っちゃったよね。


携帯を出そうと鞄に手を伸ばすと、
ガラガラと廊下の先のドアが開く。


Tシャツにハーフパンツを履いた彼は
バスタオルを頭に乗せて歩いてくる。



まだ起きてたのに電気消してくれたんだ。