最後に皆で集まり円陣を組んで1位取るぞーと気合を入れた。皆から演劇組に頑張ってと応援された。福井…るいくんも一緒に出るので頑張ろうねと言われた。
ブザーがなった。始まりの合図だ。最初はナレーションから始まる。
晴ちゃんがステージに立ち鏡に話し始めた。
おばあさんに変身した晴ちゃんがやってきた。
「お嬢さんこのリンゴをあげるよ」
「まあ真っ赤な美味しそうなリンゴ」
私はそのリンゴを食べ眠った。しばらくは寝たままだ。だが少し内容を変えているのでキスシーンが2回もある。
振りだがそれに備え心の準備をした。王子役の怜がやってきた。
「妖精さん達どうしたんですか?」
「白雪姫様が倒れてしまったんです」
そう言って台本通りにやっていくと怜が近づいてくる気配がした。そのままベットの上に寝ている私の頬に触れキスをする振りをした。
私は起き上がりセリフを言った。最後は庭を歩きキスをしだと同時に幕が閉じる。
「白雪私と結婚してくれ」
「もちろんです。王子様」
再び私の頬に触れ顔が近づいてきた。私は目を閉じる。電気が消え幕が閉じるまでそのままでいるが今まで通りではなかった。
唇が当たっている。私は驚いて目を開けた。
(いつもならする寸前で止まるのに…)
だが幕はまだ全然閉まってなかったので動かないでいた。
幕が完全に降り私達は移動した。誰も何も言ってなかったので怜が私の頬に添えていた手で見えてなかったのだろう。裏まで入り観客の人は休憩となった。
「ねぇ、怜。当たってたよね…?」
「ごめん。暗くて距離感わかんなかった」
怜は今までそんなミスをした事がなかった。文化委員の人に着替えてと指示されたので更衣室に行き、着替えた。
晴ちゃんが私が変なことに気づき話しかけてきた。
「なんかあった?」
私は言おうか迷ったが晴ちゃんに隠し事もしたくないので他の人に聞こえないように言った。
「あのね、怜と唇当たっちゃったの」
「え!?あ、ごめん。当たったの?」
「う、うん。怜今までそんなミスした事ないし距離感わからなかったって言っても練習中も大丈夫だったんだよ?」
晴ちゃんはうーん。と腕を組んでいた。
「未桜はミスじゃなくて意図的にやったと」
「うん。けど何でしたのかがわかんない」
真相が分からず謎のままだ。
ブザーがなった。始まりの合図だ。最初はナレーションから始まる。
晴ちゃんがステージに立ち鏡に話し始めた。
おばあさんに変身した晴ちゃんがやってきた。
「お嬢さんこのリンゴをあげるよ」
「まあ真っ赤な美味しそうなリンゴ」
私はそのリンゴを食べ眠った。しばらくは寝たままだ。だが少し内容を変えているのでキスシーンが2回もある。
振りだがそれに備え心の準備をした。王子役の怜がやってきた。
「妖精さん達どうしたんですか?」
「白雪姫様が倒れてしまったんです」
そう言って台本通りにやっていくと怜が近づいてくる気配がした。そのままベットの上に寝ている私の頬に触れキスをする振りをした。
私は起き上がりセリフを言った。最後は庭を歩きキスをしだと同時に幕が閉じる。
「白雪私と結婚してくれ」
「もちろんです。王子様」
再び私の頬に触れ顔が近づいてきた。私は目を閉じる。電気が消え幕が閉じるまでそのままでいるが今まで通りではなかった。
唇が当たっている。私は驚いて目を開けた。
(いつもならする寸前で止まるのに…)
だが幕はまだ全然閉まってなかったので動かないでいた。
幕が完全に降り私達は移動した。誰も何も言ってなかったので怜が私の頬に添えていた手で見えてなかったのだろう。裏まで入り観客の人は休憩となった。
「ねぇ、怜。当たってたよね…?」
「ごめん。暗くて距離感わかんなかった」
怜は今までそんなミスをした事がなかった。文化委員の人に着替えてと指示されたので更衣室に行き、着替えた。
晴ちゃんが私が変なことに気づき話しかけてきた。
「なんかあった?」
私は言おうか迷ったが晴ちゃんに隠し事もしたくないので他の人に聞こえないように言った。
「あのね、怜と唇当たっちゃったの」
「え!?あ、ごめん。当たったの?」
「う、うん。怜今までそんなミスした事ないし距離感わからなかったって言っても練習中も大丈夫だったんだよ?」
晴ちゃんはうーん。と腕を組んでいた。
「未桜はミスじゃなくて意図的にやったと」
「うん。けど何でしたのかがわかんない」
真相が分からず謎のままだ。