透は急いで××県の池の水をペットボトルに入れ、研究所へと戻った。 真の髄液、そしてペットボトルの水を玲奈は調べた後、「これは……!」と大きな声を上げる。 「な、何だよ!?」 「一体、どんな寄生虫が!?」 慌てて透と美咲は玲奈のそばに駆け寄る。玲奈は顕微鏡から顔を上げ、透たちを見つめた。 「これは、ゾンビの仕業だったのね」 玲奈の言葉に、透と美咲は顔を見合わせる。そして、透は迷わず顕微鏡を覗き込んだ。