7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

2人の話を聞いていると、どうやらマサくんは車を持っているらしい。


「車も運転できるんですか!すごいな〜、大学生って」

「そんなことないよ。よかったら、今度みんなで遊びに行こうよ。俺が車出すからさ」


マサくんはあたしの頭にポンッと手を置くと、にっこりと微笑んだ。



ちーちゃんとマサくんを玄関先で見送り、2人の姿が見えなくなると、あたしはドアの鍵を閉めた。