「あっ! タカ兄おかえり。」 玄関を開けると、 出かける用意をしている 妹の菜々美がいた。 「ななね、今から彼氏とデートだから! お母さんも今日は仕事場の飲み会があるらしいから、タカ兄は適当に自分でご飯食べてね♪ じゃ、いってきま~す」 ・・・どぉすっかな。 暇だし、 彼女でも呼ぼうかな。