you『行ってきまーす!』

そう言っていつものように家を出る。


私は、鈴木そらね。

ごく普通の高校生。

あの日が来るまでは……


私は少し変わった生徒会規則がある"関崎学園"に通っている。



関崎学園生徒会規則

1,本校の会長を務めるには副会長を務めるものを探さなければならない。


2,会長と副会長は付き合っていなければならない。


3,本校の会長は定期テストで3位以内の者のみとする。

※副会長は何位でもいいものとする。


そう、うちの学校の会長と副会長は付き合っていなければならない。


そしてもうすぐ今の会長の任期が終わろうとしている。


つまり、今度はうちの学年から会長と副会長が選ばれるってこと。


もちろん今度の会長候補は、毎回学年1位の"永瀬颯"

私はあいつのせいで毎回2位にとどまっている。

だから私はあいつの事を秘かに嫌ってるわけ。

まあ、他の女子からは大人気ですぐ彼女見つけて会長になっちゃんだろうなー。

こんなことを考えながら登校しているといきなり誰かから声をかけられた。




??「おい、鈴木ちょっと来い。」


you 『え、ちょっt』



グイッ


私の言葉も聞かず 、思いっきり誰かに手首を掴まれ何処かに連れていかれる。

ここから私の平凡な日常は壊れていった。



✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -


作者です!

今日始めたばっかりで上手く書けませんが、暖かく見守ってくれると嬉しいです。