次目が覚めた時には、私達は教室にいた。

「……っ!え?ここどこ?」
「え待って、俺何してたっけ」
「まだ頭がクラクラしてる…」

クラスメイトは次々に声をあげている。
実が目を覚ました時には既に半数以上の生徒が目を覚ましているようだった。



?「阿井さん、大丈夫?」

実『………、あなた、は?』

ちか「私は鈴木ちか!ちかって呼んでね☆あなたの名前も聞かせて欲しいな!」

実『(こんな状況でこのテンション…)阿井……実………』

ちか「みのりっちね〜!おっけーおっけー!てか、ここどこーー???」

ちかがそう声を出すと、後ろの席の聞き覚えある声がした。

明石「わからない、目を覚ました時にはもうここに居たっぽい。先生も来ないし、周りの人気もないし。何かおかしい…」

ちか「そうだねー、とりま教室でてみる?」


?「よせ!!やめておけ!!!」