【実話】2014〜あの頃〜

そんな暗い気持ちになりながらも迎えた帰る時間。



駅の改札に入ろうとしたら、



「あっ、、やばい、、



定期券失くしたかも、、。」




なんと財布の裏側に入れていた定期券がなくなっていたのだ。




「えっゆうこちゃん大丈夫〜?まだ時間ちょっとあるし、一緒に探しにいこっか?」



そんなかりんの優しさも今は少ししんどい。



「いや大丈夫だよ!自分で探せるし!


みんな先に帰ってて!今日はありがとね!!」



「いやでもみんなで探したほうが早いよー?」



「いやほんと大丈夫よ!1人でも大丈夫だから安心して帰ってて!」





ごめん、かりん。



正直今は1人になりたいんだ。




定期券探すっていうのを言い訳にして一刻も早くみんなから離れたかった。



じゃないと心がもたない。






そのまま3人とバイバイして1人でさっきまでいた場所に向かって走り出した。





今日行った場所を全部回ったけど、店員さんに聞いても見つからなかった。





ただでさえ沈んでいたのに、定期券も失くすとか、、。




この上なく沈んだまま最後のお店を出ると、雨まで降り出していた。



しかもまあまあ強めの。




もちろん傘なんて持ってきてないし、今日ほんとどこまでついてないんだよって感じだった。






雨の中を走っていたら、だんだん悲しい気持ちとか悔しさとか切なさとか、


とにかく自分でも訳わからないくらい色んな気持ちが混ざってきて泣けてきた。





雨の中を泣きながら走るとかどっかのドラマとか音楽のpvでしか見たことないなぁなんて思いながら、




ひたすらに泣いていた。