そして6月の終わり、どういう流れでそうなったのかは覚えてないけど、松井と2人でラウンドワンのスポッチャに行くことになった。




初めて休日に2人で出かけるっていうことがもう私にとっては幸せで、


スポッチャに当時行ったことのなかった私からしたら全てがキラキラして見えた。





いや、松井とだったらなんでも全部キラキラして見えた。




世界が色づくとか輝くとかって多分ほんとにそういうことだったんだよ。




あんなに今日のことは全部思い出としてとっておく、って思ってたはずなのにやっぱり何年もするとあまり思い出せなくなるもんだね。




けど一緒にボウリングをしたり、卓球ではしゃいだり、ゲームセンターコーナーで遊んだりしてたらあっという間に時間が経ったことだけは覚えている。



それと、帰り際にプリクラを一緒に撮ったことも。



「アイス溶ける〜〜」


なんて2人してはしゃぎながらアイスを持ったまま撮ったんだよね。


なんてアホなことをしてるんだ、って感じだけど、それさえも愛おしい思い出だと思っちゃう私はまだ過去から離れられてないのかな?





もう分かんないや。