「あんたが彩夏の彼氏??なら話しは早い。俺、彩夏が好きだから。よろしく」

こいつ…



「お前…舐めんなよ…」

俺は、黙ってられなくて、拳を高く振り上げた。




「やめて…」


彩夏が俺の手を掴んだ。

俺は、彩夏が考えてる事が分からなくなってきた。


「あたしが悪いの…だから…やめて…」







彩夏はこいつの味方なのか…???






「なんだよ…意味わかんね--…お前はこいつが好きなんか!!!」


「ちがうよ…翔ちゃんは…幼なじみ」


「そ--ゆう事だわ。じゃあな」




それだけ言って、この男はどっきに行った。


俺はそいつの後ろ姿を睨む事しか出来なかった。