それからも毎日毎日…

あたしの事だけを悩んだ。


それで出した答え…





それでいい。
彩夏が幸せになれるなら…


俺が死んだら、泣き虫の彩夏を泣き止ませる奴がいねぇ…
彩夏を守ってやる奴がいねぇ…


だから今俺と別れて、幸せになれる奴を探してほしい…

せめて俺が死ぬ前に…



だから自分から別れを告げた。



もし俺が治ったら、絶対迎えに行くからな…

そう思いながら…



あたしと別れた後も、毎日毎日泣いてた。

自分の病気を何回も恨んだ…
何回も何回も…


そして、いろんな女の人と遊んだ。

でも、体の関係は持たなかった。


何回も求められたけど、絶対にやらなかった。



その度に、何してんだろうって自分に聞いた。