「じゃあまた明日向かえに来るね♪」


「じゃあな♪」

最後にキスをして病室を出た。


あたしはタクシーで家に帰った。




「ただいま〜」

「彩夏!!!」


「柚!!!来てたんだ♪」

「彩夏…」


なんかいつもと違う顔…


「どうしたの??」



あたしは大和の部屋に連れていかれた。


「何??」


二人とも黙ってる…

「彩夏…今から言う事…言おうかどうか迷ったけど…彩夏の為にも言った方がいいと思ったから…言うね…」


柚が真剣に…
あたしの目を見てそう言った。

あたしは静かに頷いた。