「彩…夏…」


「え…??どうしたの??ちょっと…大丈夫??」



「すまん…どっか行け…」
「行けないよ!!!」


そんな姿の健を見たら…


「部屋どこなの??」

健の手をあたしの肩に置いた。


「いいよ…」

「ダメだよ!!どこ??」


「あっち…」



そう言って、健の部屋に向かった。


「健…どうしたの??」

健をベットに連れていき、聞いてみた。


今の健は、昔と全然違った。

前街で会った時より痩せてて、普通ではない…


「なんでもね−よ」



「なんでもなくないよ…」



あたしは泣きそうになった…