今日はカレーを作った。

料理しない昴の為に。
温めてまた食べれるからね。

それに昴はカレーが大好きだから。


「昴〜。できた♪」

「ん〜。いい匂い♪いっただきま〜す」

「どう??」


「超うめ〜♪」

子供みたいに食べる昴。


「ありがと。まだいっぱいあるよ。」

「おう」



ピーンポーン。

「ただいま。」



「親父だ。」

昴はあたしの顔を見てそう言った。


「大丈夫??」

「何が??あたしは大丈夫だよ♪」


「昴。」

「親父。こっちは、俺の彼女の彩夏。」


「は…はじめまして。彩夏といいます。昴君とお付き合いさせてもらってます。」


「そうか。昴をよろしくな。」



昴のお父さんは、優しそうなお父さんだった。

昴と同じ笑顔。

昴に似てるな…