あたしは昴の真横にくっついた。

「今日は思い出作ろうな」


そう言うと、いつもの笑顔。

「うん!!」


最初にあたし達は大きいゲームセンターに入った。

「プリとりた〜い♪」


「よし。行くぞ」

昴と初めてプリを撮った。
そして、あたしに可愛い熊のぬいぐるみを取ってくれた。


「これ彩夏に似とる。」

熊をあたしの顔の横に持っていき、意地悪そうな笑顔であたしに言う。


「こんなに可愛くありまそん〜」

そう言っといた。



ゲームセンターを出てから、店が並ぶ街に行った。

「昴〜!!これ昴っぽい♪」

「まじ??それいいじゃん♪」


今あたし達は、若い子達に人気のジュエリー屋さんに来ている。