冬と恒温

靴下に開いた若干の穴に語りかけるという意味不明の思考回路になるほどの緊張と恐怖だ。

短い廊下を進み、部屋を見渡せる位置の一歩手前で静かに深呼吸をした。

すー…はー…


急に襲われたらどうしようか…
…しゃがんで下からアッパー(鍵仕込み済み)だな。


20秒ほどイメージトレーニングをしてようやく腹を決めた。