「そうはいっても私あんまり物欲ないんですよね…米も野菜も買ってあるし」
マグカップを包んでいる手のひらを見つめながら言ったかと思うと、なにか思いついたようにしょぼくれた棗を見た。
「棗さんって平熱何度ですか?」
「…え、36度強くらいかな…」
それを聞いた林檎は珍しく目を細めて言った。
「欲しいもの決めました。体温ください。」
「………え?」
キョトンとした顔に湯気がかかった。
マグカップを包んでいる手のひらを見つめながら言ったかと思うと、なにか思いついたようにしょぼくれた棗を見た。
「棗さんって平熱何度ですか?」
「…え、36度強くらいかな…」
それを聞いた林檎は珍しく目を細めて言った。
「欲しいもの決めました。体温ください。」
「………え?」
キョトンとした顔に湯気がかかった。
