冬と恒温

「ご馳走様でした、そしてありがとうございました」
「お粗末様でした。」

2人は合掌しながら言った。

「ところで棗さん、でしたっけ。時間とか大丈夫ですか?」

日付を跨いだ時刻を見ながら言った。

「うわ、こんな遅い時間まですいません…また今度改めてお礼させてください。」
「いや、大丈夫ですって。それより体調不良を治すことに集中してもらっていいですか。」

病人を長時間正座させた(させてはない)という謎の罪悪感により、速やかな帰宅を促した。