day1
「あかりおはよっ」
「おはよう~彩ちゃん」
彩ちゃん…こと、私の大親友水野 彩花ちゃんだ。
「はああああ。あかりほんとに可愛い。うち に嫁に来る?」
「またまたそんなこといって~あははっ」
彩ちゃんはいつもこんな感じ。私を友達というか、妹のように溺愛してくるのだ。
「いやいやでもほんとにあかり可愛い。私いつも心配なんだよ?あかりが変な汚い輩に襲われないか。」
「えー??」
はあ…変な輩か。変な輩にも手を出されたことないよ?私。この際変な輩でもいいから私を好きに_____
「あ、こら今。変な輩でもいいから彼女になりたいとか思った?」
「あっ、うっ。えとぉ…」
「まぁァァた!そんな事思って!!ダメだよあっちゃん!!自分を大事に考えて‥」
あぁ…始まってしまった。彩ちゃんによる親顔負けの説教。私がこういう事考えると本気で怒るもんなぁ、その証拠に『あっちゃん』呼び。甘やかす時とか、叱る時はいっつもあっちゃんになる。はぁぁ…彩ちゃんのは長いんだよなぁ…
「聞いてるあっちゃん?!?」
「あっ!うん聞いてるよ~!」
「もぉ!ちゃんとしっかり胸に刻み込んでよ?」
「は、はい」
上の空で聞いてたのバレるとこだった~!
危ない危ない、でも彩ちゃんは本当に私のことを大事に思ってくれてるんだよね
「彩ちゃん?」
「ん?何した?」
「彩ちゃん大好きぃ」(●︎´▽︎`●︎)
「ああ"可愛いほんとに天使」

おいお~い、2人とも朝から仲良いなぁ

「あ!!おはよう2人とも!!」