君がいない世界でまた君に恋をする

昼休み、私は心菜を探していた。

ちょうど、空き教室を通りかかった時だった。

「心菜〜いつまであんな根暗と一緒に居るの?てか、悠斗くん

奪うためだったんだからもういいじゃん?」

「何言ってんの?!そんなすぐ離れたら私のイメージ悪くなるじゃーんw」

「でも、もうそろそろだよね、」

「あんな奴といてもつまんないしw」

そんな会話が聞こえてきた。

私は、走って教室に戻り荷物を持って昇降口に向かう途中 で

心菜に会った

「苺恋どーしたの?具合悪いの?お大事に!」

「...」

なに?さっきまで悪口言っといて今更何?

私は心菜を無視して昇降口へ向かった。