「羽音……約束通り、俺の言うこと聞いてくれる?」 そのために俺は頑張ったと言っても過言ではない。 「わ、私が出来る範囲のお願いごとにしてね?」 はあ……俺はこの瞬間を待ってた。 この数日がどれだけ長かったことか。 「じゃあ……俺の気が済むまでギュってさせて?」 「……うん、いいよ」 そう言って俺を受け入れるように両手を広げる。 あぁ……なんて可愛いんだろう。 こんなに可愛い彼女がいるなんて、俺は世間の人たちから怒られないから不安になるほどだ。