【完】溺愛プリンスに捕まってしまいました。




そしてテスト期間が終わり、次の日からどんどん全教科のテストが返ってきた。



テストは返ってきたらすぐ見ずに、放課後に羽音の家で2人で結果発表しようということになっていた。



全教科のテストが揃った放課後、俺と羽音は羽音の家に向かう。



「はあ〜……マジでテスト疲れた……」



今までこんなにテストに力を入れたのは初めてかもしれない。
赤点だけ取らないように程々にしか勉強してこなかったから。



「お疲れさま。手ごたえはあった?」



「うん、おかげさまで。羽音が何でもしてくれるって言うから」



「な、何でもって……タワーマンション買ってとかそういうのは無理だよ?」



「バカ、そんなの羽音に言うワケないじゃん」



羽音にお金を使わせるお願いなんて絶対にしない。
むしろ俺は羽音が欲しいものにお金を使ってあげたいぐらいだ。