【完】溺愛プリンスに捕まってしまいました。




「ちょ、ちょっと黒澤く………」


「あぁ……マジで無理。死にそう」


「し、死ぬ………!?」


なななな、何で!?
何で死にそうなの?


意味がわからなくてアタフタする。


「はぁ……嬉しすぎてほんと、俺死ぬ」


「……っ」


そういう意味での、死ぬだったんだ。
そんなに喜んでくれるなんて……いやもちろん、私も喜んでるけどね? 


「私も……嬉しいっ。えへへ」


熱くなった頬。
おそらく私の顔は真っ赤だ。


「え……そういう顔、マジ反則」


「そういう、かお?」


悶え苦しむように顔を片手で覆う、黒澤くんの言ってることがよくわからない。


「あー……俺、もう限界かも」


「へ……?」


限界? なんの……?


「だ、大丈夫?」


「いいや全く大丈夫じゃない」


そ、即答……。


「私はどうすればいいの……?」


「もうそれ以上可愛いコトしないで……」


「っ……」


意味、わかんない。
可愛いことって……何もした覚えないんだけど……。