【完】溺愛プリンスに捕まってしまいました。




「ただいまー」


家の中に入るとお母さんが出迎えてくれる。


「おかえり、羽音。晩ごはん何時にする?」


「あーテキトーでいいよ! 私もうちょっとしたら少し出てくるー」


「そうなの? あんまり遅くならないようにね」


「はーい」


時間は16時40分。
公園までは歩いて5分から10分。


さてと、カバン置いたらさっさと家を出よう。


スマホを確認すると浪平さんからメッセージがきていた。


《もう着いちゃった!》


……やば、ゆっくりしてる場合じゃない!


えーっと、とりあえず……《すぐ行くね》と。


送信ボタンを押すと慌てて2階へ上がって部屋にカバンを置き、急いで家を出た。