m.22:42

章辯「帰り遅くなったな、クッソ。なにが補習だよこっちには学校もあるってのによ!」

葵「本当、塾は学校舐めてるからな」

2人は同じ塾に通う中学三年生。隣同士の家に住む幼馴染だ。

章辯「まぁでも俺らの勉強が捗るのはこの塾のおかげってとこもあるから何とも言えねぇのが悔しいとこだ。 」

葵「だったら素直に感謝したらどうなの?」

章辯 「お前もな。笑」

2人は笑った。いつも通り。なんの変哲も無い日常。当たり前のように。何も知らずに。微笑みあった。