秘密がバレた場合。




私はアンパンの代わりに近くに余っていたメロンパンを手に取り、その美女の後ろに並んで会計をした。



会計をし終わると、美女が私を手招きした。



え、まだ何かあるの!?



「さっきはありがとう。私、アンパン大好きなの。」



もぉ、いくらでも譲っちゃいますよぉ!!(←美人に甘い)



「それでお詫びと言ってはなんなんだけど、私調理部なんだ。それで昨日クッキー焼いたの。だからよかったら食べて?」



まじっすか。



最高じゃないですか!!!



『ありがとうございます!!嬉しいです!』



「喜んで貰えて嬉しいわ。美味しくなかったら捨ててね。」