次の日

1日中視線を感じた。

誰かが僕を見ている気がする。

僕がイタズラを無視したから
面白くないと怒っているのだろうか。


放課後、一人の女子に呼び止められた。

「どうして来てくれなかったんですか」

誰だ。こいつ。

その女子は背が小さく、
肩に少しかかるくらいの髪の長さで、
頬を膨らまし、少し拗ねているようだった。


何というか…

……雰囲気はハムスターみたいだな

飼っているペットが思い浮かんだ。