ホワイトデーにくちづけを

ただただ彼が存在してるってだけで私は嬉しいの。


はあっ、この気持ち、多分アイドルとか神様とかを慕うような感覚に近いのかも。


それ以上の気持ちを抱いてはいけないような気もしていて。


それほどに彼は高嶺の花だから。


彼とこの家で2人きりになるなんて。


い、息ができるんだろうか、私。


卒倒しちゃいそうだよ。


落ちつこうと深呼吸してみたら。


ん?クンクン


なんだか私とてつもなく汗臭いかも。