やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

「生まれた時から・・・」
高辻の言葉に妻は目を見開いて驚いた。

そして、ぐしゃぐしゃに顔をゆがめて泣いた。
「そんなに・・・ずっと・・・本当にごめんなさい。」
再び頭を下げて謝る妻。


凛とした女性である妻が大好きだった。

でも今はその面影が全くない。

自信のない、疲れた表情の妻。

俺が彼女をこうさせてしまったのだと、大きな後悔と申し訳ない気持ちがこみ上げた。