和哉の言葉に莉緒が慌てて自分の鼻をごしごしとこすると
「かせ」
と和哉が自分の手の甲でグイっと莉緒の鼻をこすった」
「落ちた」
「・・・ありがとうございます」
莉緒は内心どきどきした。
和哉は気を抜くと莉緒のテリトリーに入ってくる。しかもいとも簡単に近くに入ってくる。
開きそうな心を止めるように、莉緒は作業に戻った和哉の背中を見ながら自分の胸の前で手をギュッと握りしめた。
気付けばあたりが明るくなり、作業が終わろうとしていた。
何度も和哉が帰れと莉緒を帰そうとしても、莉緒は帰らなかった。
途中で投げ出すことが莉緒は大嫌いだ。
結局作業の最後まで残りやっていたのは、莉緒と和哉の二人だった。
「かせ」
と和哉が自分の手の甲でグイっと莉緒の鼻をこすった」
「落ちた」
「・・・ありがとうございます」
莉緒は内心どきどきした。
和哉は気を抜くと莉緒のテリトリーに入ってくる。しかもいとも簡単に近くに入ってくる。
開きそうな心を止めるように、莉緒は作業に戻った和哉の背中を見ながら自分の胸の前で手をギュッと握りしめた。
気付けばあたりが明るくなり、作業が終わろうとしていた。
何度も和哉が帰れと莉緒を帰そうとしても、莉緒は帰らなかった。
途中で投げ出すことが莉緒は大嫌いだ。
結局作業の最後まで残りやっていたのは、莉緒と和哉の二人だった。



