「市橋」
「はい?」
脚立に座りペンキを塗っている和哉を、莉緒が見上げた。
「新しいペンキとって」
「はい」
すぐに莉緒が新しいペンキをとりに向かう。
でもうまくペンキの蓋が開かず、苦戦していると、結局和哉が脚立から降りて来た。
「すみません。あかなくて」
がむしゃらにドライバーを隙間に刺してペンキの缶を開けようとしている莉緒。
「かせ」
和哉はそんな莉緒の手からドライバーをとり、簡単に蓋を開けた。
「すみません」
役に立てなかったと莉緒が再び謝る。
その顔を見て和哉が笑った。
「また笑う。私の顔、そんなにおもしろいですか?」
莉緒がそう言うと和哉は笑いながら莉緒の鼻を指さした。
「?」
莉緒が首をかしげる。
「ついてる」
「え?」
「ぺんき」
「嘘!」
「はい?」
脚立に座りペンキを塗っている和哉を、莉緒が見上げた。
「新しいペンキとって」
「はい」
すぐに莉緒が新しいペンキをとりに向かう。
でもうまくペンキの蓋が開かず、苦戦していると、結局和哉が脚立から降りて来た。
「すみません。あかなくて」
がむしゃらにドライバーを隙間に刺してペンキの缶を開けようとしている莉緒。
「かせ」
和哉はそんな莉緒の手からドライバーをとり、簡単に蓋を開けた。
「すみません」
役に立てなかったと莉緒が再び謝る。
その顔を見て和哉が笑った。
「また笑う。私の顔、そんなにおもしろいですか?」
莉緒がそう言うと和哉は笑いながら莉緒の鼻を指さした。
「?」
莉緒が首をかしげる。
「ついてる」
「え?」
「ぺんき」
「嘘!」



