莉緒は和哉に店舗の場所を案内しながら、その車中で自分の髪を束ねる。
そして、スーツのジャケットを脱いで腕まくりした。
「やる気だなー。」
「気合いです。」
気合を助手席で入れている莉緒に、和哉は信号が赤になると、後部座席から何かをとり渡した。
「これ、つかえ」
「え?」
莉緒がそれを広げると、和哉のウインドブレーカーだった。
「いいです。大丈夫です。私の服安物なんで。」
「遠慮すんな。臭いかもしれないけど。洗ってはあるから。多分。」
「・・・」
莉緒はこれ以上断るのもどうかと思い少しためらってから「ありがとうございます」とお礼を伝えて頭からそのウインドブレーカーを羽織った。
かなり大きい。ぶかぶかで袖のなかにすっぽりと手が入ってしまう。
「臭くないか?」
「大丈夫です」
「やっぱり洗ってないかも」
「えっ!?」
そして、スーツのジャケットを脱いで腕まくりした。
「やる気だなー。」
「気合いです。」
気合を助手席で入れている莉緒に、和哉は信号が赤になると、後部座席から何かをとり渡した。
「これ、つかえ」
「え?」
莉緒がそれを広げると、和哉のウインドブレーカーだった。
「いいです。大丈夫です。私の服安物なんで。」
「遠慮すんな。臭いかもしれないけど。洗ってはあるから。多分。」
「・・・」
莉緒はこれ以上断るのもどうかと思い少しためらってから「ありがとうございます」とお礼を伝えて頭からそのウインドブレーカーを羽織った。
かなり大きい。ぶかぶかで袖のなかにすっぽりと手が入ってしまう。
「臭くないか?」
「大丈夫です」
「やっぱり洗ってないかも」
「えっ!?」



