時々莉緒が咳をすると大きな手でさすってくれる。
莉緒が寝がえりをうつと、布団をかけなおして抱きしめなおしてくれる。
莉緒は眠りながらも和哉のぬくもりを感じていた。
大きな背中・・・
スーツを着ているその人の背中を見ている莉緒・・・
これはきっと夢だと、莉緒はわかっている・・・
大きな背中が自分からどんどんと遠ざかる・・・
何も言わず、遠くへ・・・
莉緒は思わず手を伸ばす。
絶対に失いたくない人だから。
離れたくない人だから。
必死に手を伸ばしてその人を止めようとする。
声を出そうとしても声が出ない。
どうにかしてその人を呼びたいのに・・・何もできない。
莉緒が寝がえりをうつと、布団をかけなおして抱きしめなおしてくれる。
莉緒は眠りながらも和哉のぬくもりを感じていた。
大きな背中・・・
スーツを着ているその人の背中を見ている莉緒・・・
これはきっと夢だと、莉緒はわかっている・・・
大きな背中が自分からどんどんと遠ざかる・・・
何も言わず、遠くへ・・・
莉緒は思わず手を伸ばす。
絶対に失いたくない人だから。
離れたくない人だから。
必死に手を伸ばしてその人を止めようとする。
声を出そうとしても声が出ない。
どうにかしてその人を呼びたいのに・・・何もできない。



