やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

「風呂に入ってるときさ」
「・・・はい」
真剣に和哉の髪を乾かす莉緒に和哉が話す。
「もしかしたら夢かも知れない。風呂から上がったら、市橋がいないかもしれないって思ったんだ」
「私、いますよ」
「あぁ。急いでシャワー浴びて、部屋に来たら、俺の部屋に市橋がいた。ちゃんと。」
「・・・」
「俺の好きな本をすごい、いい顔してみてる市橋がいた。」
和哉の髪に触れながら意外と柔らかい髪にまた知らなかった一面を知れたと思いながら話を聞いていた。

「俺、幸せだわ」
「・・・私も。」
和哉の言葉ひとつひとつがうれしい。
「できました!」
「サンキュ。よし、寝るか」
「はい」
二人は、ホットワインをのみほして、寝室へ向かった。