やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

「はい・・・」
「ごめん」
急に謝る和哉に莉緒が少し体を離して和哉を見る。
「俺、浮かれてるわ。」
「そうなんですか?」
「そうに決まってんだろ」
「浮かれてるんだ」
莉緒はもう一度和哉の胸に耳をつけて、抱き着いた。
「だって自分の手の中にいるんだぞ?ずっとずっとほしかった人が」
その言葉に莉緒は耳まで赤くなった。

和哉もきっと同じだと顔を見なくてもわかる。

「早くシャワー浴びてさっぱりしたいよな。よし、離れるぞ。」
「はい」
「・・・やっぱもう少しだけ」
和哉の言葉に莉緒は吹き出して笑った。