「いい顔してんじゃん」
和哉が莉緒の顔を覗き込むようにして笑う。
莉緒ははっとして耳まで赤くして照れた。
「すみません。つい、携わったお店だと熱くなってしまって。」
恐縮する莉緒に和哉はもう一度店内に視線を戻した。
「かなり個性的な店だけど、かなり落ち着く。狭い店内を工夫して客席を増やしてたり、客層も幅広い。小物のディスプレイにしても味があって、見ていて飽きない。」
莉緒はふと和哉の顔を見た。
和哉の顔はきりっとしていて、笑顔で距離を詰めてくる時とは全く違う表情だった。
なぜか和哉のその表情にひきこまれる。
「この仕事してると、こんな風に愛せる店を作れることってなかなかない。本当は全部にこれだけの愛情も時間も注げて、成功できればいいんだけど、難しいんだよな。」
店内から視線を戻した和哉の目を見ながら莉緒は頷いた。
たしかに、どれだけ自分の知識を詰め込んだ店をコンサルティングしても、ダメなときはダメだ。
店がつぶれてしまうことだって少なくはない。ましてこの不況だ。
莉緒も、うれしさも感じることが多いが、悔しさに唇をかみしめることも多い。
和哉が莉緒の顔を覗き込むようにして笑う。
莉緒ははっとして耳まで赤くして照れた。
「すみません。つい、携わったお店だと熱くなってしまって。」
恐縮する莉緒に和哉はもう一度店内に視線を戻した。
「かなり個性的な店だけど、かなり落ち着く。狭い店内を工夫して客席を増やしてたり、客層も幅広い。小物のディスプレイにしても味があって、見ていて飽きない。」
莉緒はふと和哉の顔を見た。
和哉の顔はきりっとしていて、笑顔で距離を詰めてくる時とは全く違う表情だった。
なぜか和哉のその表情にひきこまれる。
「この仕事してると、こんな風に愛せる店を作れることってなかなかない。本当は全部にこれだけの愛情も時間も注げて、成功できればいいんだけど、難しいんだよな。」
店内から視線を戻した和哉の目を見ながら莉緒は頷いた。
たしかに、どれだけ自分の知識を詰め込んだ店をコンサルティングしても、ダメなときはダメだ。
店がつぶれてしまうことだって少なくはない。ましてこの不況だ。
莉緒も、うれしさも感じることが多いが、悔しさに唇をかみしめることも多い。



