やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

莉緒は脱いでいた靴を履き、バックを手にした。
和哉は肩にバックとジャケットをかけて、車のカギを手にした。

「行くぞ」
「はい」
和哉の大きな背中について莉緒は歩いていく。

この人のそばは、自分が自分らしくいられる。
そんなことを考えながら、和哉の少し乱れた髪を見つめていた。

「足、大丈夫か?」
「はい」
莉緒の足元を気遣いながら和哉は先を歩いていく。

「まだ腹いっぱい」
「私も」
「タピオカは飲み物じゃないな」
「あれはデザートですね」
「思ったよりもヘビーな」
二人でいると会話が尽きない。