やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

「もっと知りたいよ。俺は。市橋莉緒のこと。」
「・・・」

莉緒はここにどうしても和哉を呼びたかった。

もちろん、お礼を伝えるためでもある。

でもそれだけじゃない。

一緒に莉緒の好きなものを見てほしかった。
好きなものを食べてほしかった。

また半分こしたかった。


会いたかった。
和哉に会いたかった。
その声を聞きたかった。
その声で名前を呼んでほしかったんだ・・。