この男は莉緒のことを『市橋』とも『莉緒』とも『お前』とも呼ぶ。
少しなれなれしいくらいのこの男はいつだって莉緒のテリトリーに簡単に入ってくる。
「よく頑張ったな」
そして、簡単に莉緒の欲しい言葉をくれる。
莉緒の瞳からぽたぽたと涙があふれ出た。
「俺は好きだぞ?この店も。ラザニアも、ジェラートも、ジェラート半分こも。オレンジジュースも。」
「・・・」
「お前の好きなものは、不思議と俺も好きなんだ。いや、違うな。」
「・・・」
「お前が好きだから、お前の好きなものも好きなんだ」
和哉はいつだって莉緒のテリトリーに簡単に入ってくる。
莉緒の心に入ってくる。
少しなれなれしいくらいのこの男はいつだって莉緒のテリトリーに簡単に入ってくる。
「よく頑張ったな」
そして、簡単に莉緒の欲しい言葉をくれる。
莉緒の瞳からぽたぽたと涙があふれ出た。
「俺は好きだぞ?この店も。ラザニアも、ジェラートも、ジェラート半分こも。オレンジジュースも。」
「・・・」
「お前の好きなものは、不思議と俺も好きなんだ。いや、違うな。」
「・・・」
「お前が好きだから、お前の好きなものも好きなんだ」
和哉はいつだって莉緒のテリトリーに簡単に入ってくる。
莉緒の心に入ってくる。



