やっぱりあなたと ~クールな上司は強がりな部下を溺愛する~

「この席は私のお気に入りの場所です。」
「そうか」
「ここに・・・」
莉緒が言葉に詰まる。
「うん」
和哉は莉緒の言葉を、莉緒をまっすぐに見つめながら待っている。
「ここに部長を呼びたかったんです。」
「おう。」
「お礼を言いたかったんです」
「何もしてないだろ」
「頑張れって・・・」
「うん」
「私・・・」
「うん」
相槌を打ちながらも、和哉は莉緒の話をせかさない。
「前に進めそうです。」
「そっか。」
「すっきりしてます」
「うん」