「・・・」
「私は、部長のこと、もう好きじゃありません。」
「・・・あぁ」
「だから、ちゃんと守らないとならない存在を、守ってください。私に幻滅させないで・・・」
莉緒のこらえていたものが一瞬溢れそうになり、声が震える。
それでも、こらえて再び話始める莉緒。
「これからも、私に部長を尊敬させてください。あこがれさせてください。」
「・・・」
「よろしくお願いします。」
妻子あることを黙って莉緒と関係を持っていたのは自分だ。
それなのに、莉緒にこんな話までさせて、無理に笑わせて、自分は何をしているのだろうかと高辻は情けなくなった。
「だから、これは受け取れません」
莉緒は机の中央に置かれていた手帳を、高辻の方にそっと近づけた。
「私は、部長のこと、もう好きじゃありません。」
「・・・あぁ」
「だから、ちゃんと守らないとならない存在を、守ってください。私に幻滅させないで・・・」
莉緒のこらえていたものが一瞬溢れそうになり、声が震える。
それでも、こらえて再び話始める莉緒。
「これからも、私に部長を尊敬させてください。あこがれさせてください。」
「・・・」
「よろしくお願いします。」
妻子あることを黙って莉緒と関係を持っていたのは自分だ。
それなのに、莉緒にこんな話までさせて、無理に笑わせて、自分は何をしているのだろうかと高辻は情けなくなった。
「だから、これは受け取れません」
莉緒は机の中央に置かれていた手帳を、高辻の方にそっと近づけた。



