君の笑顔が見たいから


「またこんな時間に1人で出歩くなよ。あと…」


続きを濁して、言おうか迷ったが口を開く。




「俺はいつでも付き合うから」



1人でなにかを抱え込んでいる凛愛。


苦しんでほしくないと思った。


俺には頼ってきてほしいと思った。



俺自身、凛愛に対するこの気持ちがなにかよくわからない。



ただ単に "友達" として相談してほしいのか、それとも────。




自分の事がよくわからないまま、言い逃げするように部屋に入った。



色んなことを考えすぎて、その日はあまり寝つけなかった。