「またこんな時間に1人で出歩くなよ。あと…」 続きを濁して、言おうか迷ったが口を開く。 「俺はいつでも付き合うから」 1人でなにかを抱え込んでいる凛愛。 苦しんでほしくないと思った。 俺には頼ってきてほしいと思った。 俺自身、凛愛に対するこの気持ちがなにかよくわからない。 ただ単に "友達" として相談してほしいのか、それとも────。 自分の事がよくわからないまま、言い逃げするように部屋に入った。 色んなことを考えすぎて、その日はあまり寝つけなかった。