否定した凛愛に言葉を続ける。 「ほんとだから。ご両親もさぞ美形なんだろうな」 と、俺が放った瞬間、凛愛の足がピタリと止まった。 俯いて表情の見えない凛愛に呼びかけると、ごめん、とだけ言われた。 とにかく今はこの話は避けた方がよさそうだ。 それから、家に着くまで他愛のない話をした。 「じゃあ今日はありがとう。おやすみ」