君の笑顔が見たいから


否定した凛愛に言葉を続ける。


「ほんとだから。ご両親もさぞ美形なんだろうな」



と、俺が放った瞬間、凛愛の足がピタリと止まった。



俯いて表情の見えない凛愛に呼びかけると、ごめん、とだけ言われた。




とにかく今はこの話は避けた方がよさそうだ。


それから、家に着くまで他愛のない話をした。




「じゃあ今日はありがとう。おやすみ」