君の笑顔が見たいから


そこまで言われたら、凛愛がなにをされるのか簡単に想像できる。



岡田が話終わるのを待たずに、俺は教室を飛び出した。



ただの直感で体育館裏に走って向かう。



────ビンゴだ。



そう思った瞬間、



────パシンッ



乾いた音が響いた。


一瞬、思考が止まりかけたが凛愛が殴られた、という事を認識して沸々と怒りが胸の中を支配する。



「ねえ、なにしてんの?」




自分でも驚くほど低い声が出て、凛愛を囲んでいた3人がいっせいに振り返る。