わかった、と短く返事をして凛愛は部屋に戻っていった。 朝会ったとき、俺がずっと探していた "あの子" は凛愛なんじゃないか、とそう思った。 だけど "あの子" は花が咲いたようにぱあっと笑う無邪気な顔が印象的だった。 あの笑顔に俺は救われた、あの日。 凛愛の無表情と感情の込められてない声を聞いて、違うのか、と思う。 ただ、凛愛は今まで俺が関わってきた女達とは確実に違うやつだ。 今まで俺の外見と家の事情を見て、近寄ってくる女は5万といた。