君の笑顔が見たいから


家が隣で、クラスも隣で、さらに一緒に実行委員なんてどんな縁があるのだろう。


今日の委員会は顔合わせと夏休みまでにクラスのやる事を決めて委員長に提出してください、という連絡だけで終わった。



カバンは持ってきていて、怜哉も持ってきていたらしく、特に言葉も交わさないまま、隣に並んで歩き始める。



まあ、家が同じ方向だからこれが当たり前のような感じになる。




スーパーに一緒に行った日から思ってたんだけど、怜哉の隣はなんか落ち着く。