「違う。岡田さんは悪くない。私を、その…助けてくれようとしたし、ありがとう。逆に今まで冷たい態度とってごめんなさい」


今まで無視ばっかりして嫌われて当然なのに、私を助けてくれようとした岡田さん。


謝らなきゃならないのは私の方だ。



「ううん!私もっと宮坂さんと仲良くなりたい!」


――…あぁ。


なんでこんなに真っ直ぐなんだろう。


だけど、私は、それでも──────。