君の笑顔が見たいから


ますますしんじられないとういうような顔になった怜哉の両手を握る。



「怜哉、ちゃんと夕哉さんと話した方がいいよ。勘違いしたままだったらお互い悲しい」



似たもの同士でなかなか思ってることを伝えられない2人だから。



「怜哉と夕哉さん、そっくりだよね。顔もだけど、不器用なところとか」




そう言って、ニッて笑ってやったら、怜哉の顔が近づいてきて、一瞬で私の唇を奪った。



「え、ちょ……ここ廊下なんだけど」



今誰もいないとはいえ、いつ使用人さんが通るか分からない。



「凛愛、俺父さんと話してくるよ。部屋で待ってて」