「2人の気持ちはわかった。凛愛さん、君に話がある。怜哉は退出しなさい」 「「え……?」」 私と怜哉の声が重なった。 私だけに、話────? 「待ってください……俺が、」 「いいから。外で待っていなさい」 怜哉がなにか言おうとしたのを遮った夕哉さん。 私は怜哉の目を見て、頷いた。 大丈夫、そう意味を込めて。 「……っ、わかりました」 怜哉が扉を閉める音が聞こえて、一気に緊張する。 何を言われるんだろうか。 「凛愛さん」 「っ、はい」 唐突に呼ばれた名前に慌てて返事をする。