夕哉さんの問いに間髪入れずに即答した怜哉に、思わず頬が緩みそうになるのを必死に我慢する。
「……そうか。凛愛さん、君は怜哉と結婚したら社長の妻になる。そのために、大学もこちら側が決めることになるし、大学卒業後は多忙な社長を支えるために辛いことも多くなるだろう。その覚悟はあるか?」
夕哉さんは、おそらく怜香さんが大好きなんだろうな。
そばで支えてくれる怜香さんを見てきて、私にそう聞いてるんだ。
「……はい。怜哉を支えるためならなんだってできます」
だから私は、怜哉を支えるためにそばに居たい。
大変なことは多いかもしれないけど、覚悟を持って夕哉さんの問いに頷いた。
